住宅情報・ニュース
2006年01月02日

マンション 配水管から直接給水

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中高層ビル、マンション 配水管から直接給水 大分市が4月から

大分市は中高層のビルやマンションの給水方式を見直す。現在は受水槽(タンク)から各戸に給水しているが、4月から配水管からの直接給水が可能になる。実施には受益者(建物側)の施設改修費負担が伴うが、タンクの衛生管理の問題が解消される。

中高層建築物(4-10階程度)の給水は、配水管の改修で水圧を高めることにより、水道からの直接給水が可能になった。配水管の高水圧で各家庭の蛇口まで直接給水したり、建物内の配管に加圧ポンプを設置する方式などで実施する。
市水道局は「夏場、アパートやマンションなどの住民から『水がにおう』など、水質低下に関する問い合わせがあった」という。直接給水によって、いったん水をためる受水槽が不要になり、衛生面とともに、設置スペース(大半が1階や地下)が有効利用できる。ただ、受益者側は受水槽の撤去や加圧ポンプの設置工事費を負担する必要がある。
市は2000年度から3階建ての建物について直接給水を実施しているが、昨年度までで利用しているのは146棟とごく少数。市水道局は「受水槽の衛生管理のメリットは大きい。普及活動に努めていきたい」と話している。

posted by iezukuri : 2006年01月02日 15:50 | trackback (0)

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