ベリスタ東淀川大桐

藤和不動産は27日、近鉄不動産などと共同で大阪市東淀川区に大型分譲マンション「ベリスタ東淀川大桐」を開発すると発表した。2009年夏完成を目指し、淀川河川敷に面した甲子園球場の1.8倍の敷地に15階建てを6棟建設し、総戸数は688戸となる。
地下鉄今里筋線だいどう豊里駅から徒歩11分の場所で、梅田へは電車で約30分の立地。敷地面積は約2万6356平方メートル。開発前は物流会社の保有地だった。まず4棟を08年9月までに先行開発し、09年7月に残り2棟が完成する予定。
間取りは団塊ジュニアなどの3-4人家族を想定。3LDKが全住戸の7割強、4LDKが2割弱。専有面積は65.65-98.13平方メートルで、販売価格は2100万-4500万円台を予定する。「地元の若い世代に手が届きやすい価格を意識し」（藤和不動産）、最多販売価格は2900万円台（70平方メートル）に設定した。約6300平方メートルに9カ所の緑地を配し約5万本の木々を植栽する。