住宅情報・ニュース
2006年08月11日

マンション専用地震防災システム

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ダイナシティ、気象庁の緊急地震速報を活用した「マンション専用地震防災システム」を導入

株式会社シーファイブ(ダイナシティの100%子会社)が、気象庁の緊急地震速報を活用した「マンション専用地震防災システム」をダイナシティマンションに導入と実験を開始というニュース。
気象庁緊急地震速報とは、地震がおこる際に発生する初期微動(P波)を感知し地震がおこる少し前に通報するというシステムのようです。
マンションに対する耐震ということも問題になっていましたが、マンション自体の耐震構造とは別に、このようなシステムの導入があれば、実際に地震がおこった時には事前に屋外に避難することもできますよね。まぁ、どの位の精度で通報出来るのかという問題もありますが、火災報知器の様にあまり即座に反応できないようだと、役に立たない気がしますが...。
ちなみに、実証試験中物件の物件として「ダイナシティ碑文谷」「ダイナシティ東京リバーゲート」、実証試験予定物件として「ダイナシティ新宿若松町」「ダイナシティ杉並方南町」「ダイナシティ八王子」他6棟のマンションで導入予定。

ダイナシティの100%出資子会社である株式会社シーファイブにおいてシステム構築した、気象庁の緊急地震速報を活用した「マンション専用地震防災システム」を当社マンションにおいて導入すると共に、実証実験を開始しております。

気象庁緊急地震速報利用・地震防災システムの概要


緊急地震速報とは、気象庁が2004年2月に試験運用・配信を開始した地震による被害の軽減(減災)を目的とした新しい地震情報です。従来の地震情報は地震発生から約3〜4分後の発表でしたが、緊急地震速報は、地震発生直後に震源に近い地震観測点で観測される初期微動(P波)の波形を解析し、数秒で発表されます。この情報を地震波より先に受信することで地震の強い揺れが“来る前に”、推定震度や余裕時間を計算して通報することが可能になりました。
(株)シーファイブはこの緊急地震速報を活用し、お住まいのマンションごとの推定震度、予想到達時間を音声で入居者に通報し、本人と家族の安全を確保していただく画期的な防災システムを提供します。さらに、速報受信と同時に防災用コンセントの事前遮断やガス遮断弁で事前遮断を行うことにより大切なお住まいや家財を火災から守ることが出来ます。
平成18年8月1日より鉄道・手術室・工場等においては、気象庁緊急地震速報を利用した、同様の自動制御システムの先行運用が開始されており、マンション向けにも平成19年4月より本運用を開始する見通しであります。現在、当社では(株)シーファイブの開発した「マンション専用地震防災システム」を当社供給マンションに導入し、実証試験を開始しており、今後随時導入していく予定であります。

posted by iezukuri : 2006年08月11日 11:07 | trackback (0)

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