住宅情報・ニュース
2005年12月31日

マンション建て替え専門チーム

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耐震強度偽装事件で川崎市が専門チーム設置 マンション「建て替え」

耐震強度偽装事件で、川崎市は年明けから、強い地震で倒壊の恐れがある「グランドステージ(GS)川崎大師」と「グランドステージ溝の口」について、まちづくり局内に建て替え事業の専門チームをつくり、態勢を強化する。

川崎市はこれまで建て替えなど建物に関する支援は、主に同局市街地開発部が担当。初期の段階で偽装が判明したGS川崎大師では、住民や同部、市の派遣制度を利用したコンサルタントらが建て替えの方法や新しいマンションの規模について具体的な検討を進めている。
今後、国の建て替え支援枠組みの詳細がまとまれば、GS川崎大師も建て替え方法が精査されていく。また、GS溝の口でも建て替えの検討がされることもあり、専門チームを設置することにした。
川崎市は国や自治体が一定の補助をする「優良建築物等整備事業」で、マンションなど共同住宅の建て替えに取り組んだことがある。市が想定している今回の建て替え手法のモデルの一つという。
同局は1月1日付の人事異動で、同局市街地開発部事業推進課の主幹に起用した職員をリーダーに、同局内で優良建築物等整備事業に携わったことのある職員3人を集め専門チームにする。
ただ、国の支援策が固まっていない耐震補強の必要なマンションへの支援や、市が建築確認審査を行った物件の再調査など、今後も耐震強度偽装に関連した業務は、増加することが見込まる。このため、市は今後、さらに体制整備を検討する。

posted by iezukuri : 2005年12月31日 09:27 | trackback (0)

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