住宅情報・ニュース
2005年12月03日

強度偽装マンション住民「被害者の会」

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強度偽装マンション住民「被害者の会」設立へ

耐震強度の偽装が発覚したマンションのうち、開発会社「ヒューザー」が販売した6棟の分譲マンションの入居者(計約200戸)が3日、「被害者の会」設立に向け初の会合を開く。

これまでは各マンション単位で補償交渉などを行ってきたが、会社側が方針を猫の目のように変えているため、集団交渉でより明確な言質を引き出そうと連帯を呼びかけあった。
将来的には弁護士のアドバイスも得て、マンションの施工者、設計者、指定確認検査機関や行政の責任も、被害者の会として追及していく構えだ。
被害者の会設立に動き出したのは、ヒューザーが販売したマンション「グランドステージ」シリーズのうち、東向島、茅場町、住吉、稲城、川崎大師と、横浜市鶴見区の「コンアルマーディオ横濱鶴見」の6棟の住民たち。
ヒューザーの小島社長は問題発覚から5日後の11月22日、これらのマンションはすべて建て替えると表明したが、翌日には「補修で対応したい」と修正。さらに26日には「購入価格に諸費用など6%上乗せした形で買い取る」と説明し、その2日後には「お金がないので当面は3%に」と述べるなど、発言を二転三転させている。
また6棟のうち3棟の施工を請け負った木村建設が今月1日、東京地裁に破産申し立てを行い、一部マンションには行政による使用禁止命令が出るなど、状況は悪化している。
こうした事態に危機感を募らせた住民が、「責任追及には連帯が不可欠」と連絡を取り合い、3日、新宿区内のホテルで代表者が初めて顔をあわせることにした。今後、各戸に加入を呼びかけるほか、ヒューザーなどとの交渉過程などをインターネットで報告することも検討している。

posted by iezukuri : 2005年12月03日 14:43 | trackback (0)

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