住宅情報・ニュース
2005年11月18日

マンション耐震強度偽造問題

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耐震偽造「5強」倒壊も、国交省、刑事告発へ

千葉県の姉歯建築設計事務所による書類偽造が17日、発覚した。
首都圏では7月に最大震度5強を観測した地震が起きたばかり。「マンション2棟が震度5強で倒壊の恐れがある」との報告に、国土交通省に緊張が走った。同省は建築基準法違反容疑で同事務所を刑事告発する方針。危険性が明らかになったマンションの住民にも「信じられない」と衝撃が広がった。

マンションや公共建築物などは建築確認申請の際、耐震性などを示す構造計算書を民間検査機関などに提出することが定められている。同事務所の構造計算書を保管していた民間検査機関は当初、不備を見落としていたが、今年10月以降の内部監査で計20件の偽造の疑いが次々に判明。別の検査機関でも1件、偽造の可能性が強まった。
疑惑の急拡大を受け、国交省は千葉県に対し、建築設計事務所の立ち入り調査を要請。ただちに行われた調査で、建築士本人も「偽造を行った」と認めたという。
小規模の設計事務所や建設会社は、構造計算を別の設計事務所に下請けに出すケースが多い。今回、偽造が疑われている21件もほとんどは別の設計事務所などから請け負ったものだった。

posted by iezukuri : 2005年11月18日 23:54 | trackback (0)

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