住宅情報・ニュース
2005年08月13日
アスベスト対策で建築基準法改正へ
アスベスト(石綿)による健康被害の広がりを受け、国土交通省は12日、建築基準法改正による石綿含有建材の規制に向けて、国交相の諮問機関の社会資本整備審議会に専門の対策部会を設けて検討作業に入ると発表した。
石綿製品の製造や吹き付け石綿の使用は労働安全衛生法などで規制しているが、現在の建築基準法に石綿建材を禁止する規定はない。今後、古い建物の解体やリフォームの増加により石綿の飛散が懸念されることから、国交省は、建築基準法でも規制する必要があると判断。同審議会の建築分科会に石綿対策部会を設け、外部の専門家らで規制のあり方を協議する。19日に初会合がある。
部会では、リフォームの際の石綿建材の除去の義務づけや、除去の支援策、消費者からの相談態勢、地震被災時の飛散危険度の判定方法などを検討する。
北側国交相は12日の閣議後の会見で「国交省としても真正面から飛散を防止する対策に取り組む必要がある」と述べた。
posted by iezukuri : 2005年08月13日 15:20 | trackback (0)
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