住宅情報・ニュース
2006年02月28日

インテリア雑誌「室内」休刊

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室内

インテリア雑誌の草分け的存在「室内」休刊に惜しむ声

インテリア雑誌の老舗「室内」が28日発売の3月号を最後に休刊というニュース。
プロ向けのインテリア専門誌としてデザインを勉強していた学生が大学の勉強として呼んでいた人もいたでしょう。そのような人には感慨深いでしょう。
これからインテリアデザインを勉強する人のテキストとなる雑誌はどんな雑誌になるんでしょう。
分かり易いところで、カーサ・ブルータスなど登場するものが空間デザインがとりあえずの雑誌となるのでしょうか。
「室内」は地味に優れた活動プロフェッショナルの仕事ぶりを取り上げていた雑誌がなくなるのは本当に残念です。
休刊ということらしいので、いつかまた復活して欲しいものです。

辛口の文章で知られたコラムニストの故山本夏彦さんが創刊したインテリア雑誌「室内」(工作社)が28日発売(道内は3月2日)の3月号を最後に休刊し、半世紀の歴史に幕を下ろす。インテリア雑誌としては日本の草分け的存在で、道内からも惜しむ声が上がっている。
工作社を設立した山本さんが1955年、「木工界」として創刊し、61年に現在の誌名に。家具などインテリアを主に扱ったが、山本さんのコラムに加え、幅広い話題を掲載。作家安部譲二さんを世に出したほか、劇作家の故飯沢匡さんらの連載が人気を集めた。
同社によると、部数は現在5万部前後で、バブル後漸減して回復が見込めないため、休刊を決めた。2002年の山本さん死去後、編集長を引き継いだ長男伊吾(いご)さんは「雑誌としては天寿をまっとうしたと思う。形を変えて再起の可能性を探るためにも一度立ち止まりたい」。3月号は安部さんと編集長の対談や過去のコラムなど特集記事も掲載する。
道内でも一般読者のほか、木工、インテリア関係者の間で高い評価を得、旭川家具工業協同組合の杉本啓維専務理事は「業界寄りでも消費者寄りでもないスタンスで批評性が高く、参考にしていた」と惜しんでいる。

posted by iezukuri : 2006年02月28日 21:47 | trackback (0)

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