住宅情報・ニュース
2005年08月13日

α-SE構法(α-SE工法)の木造3階建てマンション

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NCN、登録施工店のフォレストホームがα-SE構法(α-SE工法)の「木造3階建てマンション」を竣工

NCNの登録施工店、フォレストホームがα-SE構法(α-SE工法)で施主、入居者に魅力ある「木造3階建てマンション」を竣工。施主は土地資産の有効活用が可能に、入居者は高級感のある居住スペースを確保。NCNは拡大する木造3階建て共同住宅市場でのシェアアップを期待。

木造住宅の性能が表示できるSE構法(SE工法)を開発し、全国450社の独立系住宅ビルダー、工務店による登録施工店を通じて性能表示住宅の供給事業を行っている株式会社エヌ・シー・エヌは、このほど登録施工店であるフォレストホーム株式会社が土地所有者と入居者の双方にメリットがある大型木造3階建てマンション「ブランヴェール」を竣工した。
「ブランヴェール」は、フォレストホームが土地所有者向けに企画した木造3階建て共同住宅で、6タイプ全36戸、施工面積1687.87平方メートル(510.58坪)の木造3階建て共同住宅としては最大級の物件です。
また、仕様拡張型のα-SE構法(α-SE工法)を採用し、一般の住宅工法では不可能な12mの吹き抜けをエントランスに採り入れたほか、52mという建物の間口への対応、各戸でスケルトン&インフィルを実現しています。これにより、施主である土地所有者は、賃貸住宅のニーズの変化に合わせて間取りを変えることで高い入居率を維持できるほか、RC住宅に比べ償却期間が短いなど土地資産の有効活用が可能となり、また、入居者も木造でありながらマンションをイメージさせる外観、建物内のエントランスには12mの吹き抜けを設けるなど住宅としてのグレードの高さを感じることができます。
近年、木造3階建て共同住宅の市場は急速に拡大しており、国土交通省によると、着工棟数ベースで平成15年度は前年比132.4%、平成16年度は同125.7%と増加傾向にあります。こうした背景からNCNは、「ブランヴェール」と同様にα-SE構法を採用することで、従来の工法では実現できなかった大規模で、しかもスケルトン&インフィルの考え方を取り入れ家族構成などに合わせて間取りを変更できる資産価値の高い木造3階建て共同住宅の需要拡大を期待しています。

フォレストホームは、注文住宅の建築をメインとするNCNの登録施工店で、受注した物件にはすべてSE構法を採用しています。今回の「ブランヴェール」は、フォレストホームがSE構法による注文住宅で得られたノウハウを共同住宅に生かした提案が受け入れられ、実現したものです。具体的には、間口が52mもある建物ということもあり、住宅工法はSE構法が前提となっていましたが、賃貸住宅であっても注文住宅並みの仕様にすることで施主、入居者の双方にメリットを提供したいとの考えからα-SE構法を採用しました。
α-SE構法は、SE構法をベースに軒高12mや燃えしろ設計の住宅を可能にした仕様拡張型の工法です。これにより各戸をスケルトン&インフィルにすることはもとより、1階から3階まで約12mの吹き抜けを持つエントランスを設けることができました。
スケルトンインフィルは、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて自由に間取りを変更し、空間をデザインすることを可能にするため、賃貸住宅のオーナーとしては、変化する入居者のニーズに合わせて、ファミリータイプからワンルームへと間取りを変えることで共同住宅として高い入居率を維持することができます。
また、RC構造の共同住宅などに比べて木造は、減価償却も短期間で完了するなど、所有者は土地資産を有効活用することができます。さらに入居者は、共同住宅であってもデザインや機能性、木造の良さを感じられる住み心地にもこだわった造りにしており、満足度の高い居住空間を手にすることができます。

posted by iezukuri : 2005年08月13日 13:52 | trackback (0)

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