住宅情報・ニュース
2005年08月23日

太陽光発電 効率95.5%を達成

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三菱電機 住宅用太陽光発電直流交流変換装置 最高の効率95.5%を達成

三菱電機は、住宅用太陽光発電システム向けの直流交流変換装置「パワーコンディショナ」で、電力変換効率が95.5%と業界最高のタイプなど二機種を12月20日に発売する。

太陽光発電システムは、太陽光エネルギーを直流電力に変換する太陽電池モジュールと、同モジュールが発電する直流電力を家庭内で使う交流電力に変換する直流交流変換装置の二系統で構成される。
同変換装置で、いかにロスがなく交流電力に変えられるかが、効率的な電力利用に欠かせない要素の一つとなっている。
今回の商品は、変換を行う半導体に、損失の少ないタイプを採用。合わせて、交流の電流波形を整えるフィルター部品に新素材を採用し、ここでも損失を低減させた。
損失の低減から得られる電力量は年間33キロワット時にのぼり、これは一般的な四人家庭の三日分の消費電力量に相当するという。
同変換効率のこれまでの最高値は、三菱電機の商品で94.5%だった。今回の商品では、定格出力3.3キロワット型が95.5%、同5.0キロワット型が95%を達成、それぞれこれまでより1.0ポイント、0.5ポイントの改善となる。また、環境負荷を懸念される鉛はんだをなくし、環境面にも配慮した。
価格は、定格出力3.3キロワット型が33万6千円、同5.0キロワット型が52万5千円。二機種合わせて年間一万台の販売を計画している。

posted by iezukuri : 2005年08月23日 22:24 | trackback (0)

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