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2005年10月27日

モダニズム建築を文化遺産として守ろう

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モダニズム建築

身近でも立派な文化遺産「モダニズム建築」高まる保存運動

昭和の都市建築で主流だった「モダニズム建築」を文化遺産として守ろうという運動が盛んになってきた。再開発ラッシュでビルの建て替えサイクルが加速するなか、あまりに日常的だったこれらのビルや施設には、価値が見過ごされて解体の危機にさらされているものも少なくない。郵政民営化法の成立で庁舎の建て直しが心配される東京中央郵便局も、建築関係者や研究者らによる保存の要望が相次いでいる。

古いビルが次々と建て直され、高層化が進む東京・丸の内。この辺りでは、数少ない戦前の建物となった東京中央郵便局庁舎の保存を求める要望書が今夏、日本郵政公社に相次いで出された。
提出したのは、日本建築学会と、パリに本部を置く国際的な近代建築の保存運動団体「DOCOMOMO(ドコモモ)」日本支部。2007年からの郵政民営化では、庁舎の賃貸業務が全面解禁される。両団体とも、民営化後のJRの駅ビル同様に、庁舎の建て直しが進まないよう「先手を打つ」狙いがあった。
同郵便局は1931年完成。旧逓信省営繕課の吉田鉄郎氏の設計で、鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上五階、地下一階建て。ドイツ人建築家ブルーノ・タウトが絶賛したことで知られる。
建築関係者らの熱意とは裏腹に、保護対象として注目される近代建築といえば、赤煉瓦(れんが)や石造りの洋館のイメージが強い。同じ丸の内にある重厚なネオ・ルネサンス様式の「明治生命館」は、同郵便局より3年後の完成だが、重要文化財に指定されている。

モダニズム建築



工業化の進展に伴い、装飾よりも合理性を重視すべきだとの考えで設計された近代の建築。主に鉄やコンクリートなど人工の素材を使い、20世紀の都市建築の主流となった。
ドコモモ日本支部は1920-70年の建築物を対象に、保存すべき重要施設を選定。オフィスビルや学校校舎、工場、住宅など、西洋の様式建築の模倣ではなく機能性を追求した幅広い施設が含まれている。

posted by iezukuri : 2005年10月27日 22:38 | trackback (0)

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