住宅情報・ニュース
2005年11月02日

集合住宅向け光伝送システム

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NTT東日本、集合住宅向け光伝送システム「CN-2000」をリリース

東日本電信電話株式会社は、新築マンション等の集合住宅内における高速インターネット環境と映像伝送を実現するため、構内を光配線化することで最大100Mbpsの高速伝送を可能とする光伝送システム「CN-2000」の提供を開始する。

CN-2000は、「IP伝送装置」と「映像送信・伝送装置」、「宅内終端装置」の3種の装置で構成されるシステム。
IP伝送装置は、新築マンション等の集合住宅においてMDF室などの共用スペースから各住戸までを結んだ光ファイバ配線を利用し、最大100Mbpsの高速IP通信を可能にする装置。大規模マンションなどを建設する際に導入し、大容量のインターネットアクセス回線を各住戸に引き込むことによって、高速なインターネット環境を実現するというもので、主にMDF室などに設置する。最大24ユーザ分の構内光配線が収容可能だ。
また大容量のインターネットアクセス回線と組み合わせることにより、高速なインターネット接続環境を実現するのみならず、HPの閲覧、メール送受信に加え、映像や音楽配信にも対応する。
映像送信装置/伝送装置は、MDF室などの共用スペースから各住戸までを結んだ光ファイバ配線を利用し各住戸への映像伝送を可能にする。これらの機器を組み合わせて最大128ユーザに高品質な映像を伝送できるとのことで、最大2.6GHzまでの高品質な映像が伝送可能となっている。
そして宅内終端装置はこれら映像送信/伝送装置から光ファイバ配線と接続して各住戸での高速IP通信と映像受信を実現する装置。IP終端装置と映像終端装置との一体化と同時に小型化を実現し、設置スペースの省スペース化を図る事も可能だ。

posted by iezukuri : 2005年11月02日 23:10 | trackback (0)

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