住宅情報・ニュース
2005年09月14日

育児応援マンション

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神戸市が認定 育児応援マンション

少子化対策が課題になっている神戸市は、子育て相談など入居者の育児支援を実施するマンションを「こうべ子育て応援マンション」と認定し、設計上の優遇措置適用やボランティア情報の提供などを行う制度をスタートさせた。子育てしやすい住環境を整え、進行する市内の少子化に一石を投じる狙いだ。

遊び場規模で設計優遇
市内の21戸以上のマンションが対象。新設既設は問わない。
▽居住者が常時利用できる40平方メートル以上のキッズルーム ▽遊具やベンチを置いた70平方メートル以上の遊び場 ▽エレベーターに防犯カメラ——など、ハード面が一定以上整備されていることが必要。子どもの一時預かりや送迎といったサービスについても、一定水準を条件づけている。
申請は設計段階から可能で、市は認定マンションに対しては、設置する遊び場の面積に応じて容積率を割り増しする総合設計制度の特例を適用する。また入居者の役員会などに市職員が参加し、入居者が子育てサークルを設立するのを手助けしたり、ボランティア団体の情報を提供したりして支える。
1人の女性が生涯に出産する子どもの数を表す合計特殊出生率は、市は1985年には1.59と全国平均の1.76より低く、95年は1.25(全国1.42)、00年1.23(同1.36)と常に全国平均を下回りながら、年々低下。市は少子化の進行を食い止めようと各種の施策に乗りだしており、「今後は認定マンションの子育てサークルに補助金を出すなどの方法も検討していきたい」としている。

posted by iezukuri : 2005年09月14日 23:36 | trackback (0)

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